パチンコ店の電気代削減チェックリスト
請求書で見るべき7項目
電気代を下げたいと思っても、何から確認すればいいか分かりにくいものです。パチンコ店・ホールの場合、空調・遊技機・照明・看板の電力負荷が大きく、単純な節電だけでは限界があります。
まずは請求書を見て、契約条件に削減余地があるかを確認しましょう。
1. チェックリスト7項目
- □ 直近12ヶ月分の請求書がある
夏冬のピークと季節変動を見るため、1ヶ月分ではなく12ヶ月分が理想です。 - □ 契約上の電気容量を確認した
基本料金に関わるため、請求書上の契約上の電気容量を確認します。 - □ ピーク電力(最大デマンド)を確認した
ピーク電力が高いと基本料金が重くなりやすいです。 - □ 電力量料金単価を確認した
使用量が大きい店舗ほど、単価差が年間金額に直結します。 - □ 燃料費調整を含めて見た
表面の単価だけでなく、実際の請求額ベースで比較します。 - □ 工事・初期費用の有無を確認した
資金繰り対策なら、まず投資なしでできる見直しから始めます。 - □ 安くならない場合の扱いを確認した
無料診断の結果、安くならなければ切替不要です。
2. 診断前に準備するもの
基本的には、直近12ヶ月分の電気料金請求書があれば診断できます。複数店舗の場合は、まず1店舗からでも構いません。
営業後のフォローにも使えます:電話や訪問後にこの記事を送れば、店側が何を準備すればいいか一目で分かります。
3. 12ヶ月を同じ項目で転記する
請求書を月ごとに並べ、請求額だけでなく使用量と契約条件を同じ欄へ転記します。不明な項目は推測で埋めず、空欄のまま電力会社や診断担当へ確認します。
| 対象月 | 請求額 | 使用量(kWh) | 契約電力(kW) | 最大需要電力(kW) | 燃料費等調整額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当月 | 記入 | 記入 | 記入 | 記入/不明 | 記入/不明 |
| 前年同月 | 記入 | 記入 | 記入 | 記入/不明 | 記入/不明 |
比較するときは、同じ店舗の同じ月同士を基本にし、営業日数や営業時間、設備変更が異なる場合はメモを残します。請求額の差だけで削減効果とは判断しません。
最大需要電力の確認方法:資源エネルギー庁「電力メーター情報発信サービス」FAQ
4. 複数店なら一括で見る
本部で複数店を運営している場合、1店舗ずつではなく全店の請求書をまとめて見ると、削減総額が分かります。優先順位をつけて、効果が大きい店舗から進めることもできます。
5. 診断後の判断ポイント
見るべきなのは、年間削減額、契約期間、解約条件、燃料費調整の扱いです。削減額だけでなく、条件を確認してから判断しましょう。