容量拠出金ってなに?
請求書と見積書の見方をやさしく解説
容量拠出金(ようりょうきょしゅつきん)は、将来も電気を安定して使えるように、発電所を維持するためのお金です。電力会社が支払い、その一部が会社やお店の電気代に入ることがあります。
大事なこと:請求書への載せ方は、電力会社によって違います。「容量拠出金」と書いていなくても、基本料金などに含まれている場合があります。
1. なぜ、このお金がかかるの?
電気がたくさん必要な夏や冬でも困らないように、発電所はすぐ動かせる状態にしておく必要があります。その準備に使うお金が容量拠出金です。
ただし、お店や会社が国の機関へ直接払うわけではありません。まず電力会社が支払い、その会社の決め方により電気代へ入ります。そのため、すべての電力会社で同じ金額になるわけではありません。
2. 請求書のどこを見ればいい?
| 請求書の書かれ方 | 確認すること |
|---|---|
| 「容量拠出金」などの名前で、別に書いてある | 今月はいくらか、税込みか、いつから始まったか |
| 基本料金などに含まれている | どの料金に入っているか、金額が変わる時期 |
| 毎月、金額が変わる | 何をもとに変わるのか、前もって確認できるか |
請求書を見ても分からないときは、電力会社へ「容量拠出金は、請求書のどこに入っていますか?」とそのまま聞けば大丈夫です。
3. 新しい見積もりは、ここを比べる
- 今の請求書で、容量拠出金がどこに入っているか
- 新しい見積もりで、どこに入っているか
- どちらも同じ1年分の電気使用量で計算しているか
- 1か月ではなく、1年で払う合計はいくらか
- 消費税が入っているか
- 途中でやめたときにお金がかかるか
- 料金が変わるとき、前もって知らせてもらえるか
今の電気代と、新しい見積もりを比べる
容量拠出金だけでなく、最後に払う合計金額で比べます。左には今の請求書の合計、右には同じ月・同じ使用量で作られた新しい見積書の合計を入れてください。
左右の合計金額を入れてください
よくある質問
全国どこでも同じ金額ですか?
いいえ。お店や会社へどのように請求するかは、電力会社や契約によって違います。
請求書に書いていなければ0円ですか?
0円とは限りません。基本料金など、別の料金に含まれていることがあります。電力会社へ確認してください。
この金額だけで電力会社を選んでいいですか?
この金額だけでは決められません。今と同じ電気使用量で、1年間に払う合計金額を比べましょう。
再エネ賦課金と同じものですか?
別のお金です。再エネ賦課金は全国共通の金額ですが、容量拠出金の載せ方は電力会社によって違います。
出典:電力広域的運営推進機関「容量拠出金を知る」、同「2026年度 容量拠出金の算定に係る諸元」(2026年7月19日確認)